小さいころ、超能力にあこがれて、こんな能力があったらなぁとか妄想しましたよね。
今回は超能力もの、『アンブレラ・アカデミー』のご紹介です。
『アンブレラ・アカデミー』はどんなストーリー??
1989年10月1日12時、世界で43人の赤ちゃんが産まれます。
母親となる女性たちはその時まで妊娠の兆候がまったくなかったにもかかわらず。
奇人の資産家レジナルド・ハーグリーブスはそのうち7人のこどもを養子にし、能力をもたないヴァーニャを除いた6人をスーパーヒーロー集団“アンブレラ・アカデミー”と名づけます。
“アンブレラ・アカデミー”は、個々の能力を活かし銀行強盗などの犯罪に立ち向かい、その名が世界に知れ渡ります。
時が経ち、現在。
すっかり疎遠になってしまった7人は、養父レジナルドの死によって再集結します。
行方が分からなくなっていた5号から人類を壊滅させる危機:黙示録が迫っていることを聞いた7人は“アンブレラ・アカデミー”としてふたたび立ち上がります。
アンブレラ・アカデミーの構成員と能力
ナンバー1/ルーサー・ハーグリーブス
|
|
宇宙飛行士。通称スペースボーイ。
一貫してアンブレラ・アカデミーとして活動を続けているのはルーサーだけ。
父からの任務で4年間、月で暮らしてます。
能力は怪力。
再集結したときに、兄弟姉妹から「デカくなった」と言われるが、それには能力とは別の理由が。。
ナンバー2/ディエゴ・ハーグリーブス
|
|
刑事の元カノから情報を得て、単独で犯罪者を懲らしめたりしてます。
飛んでいるものの軌道を自由に変えられるのが能力。基本的にはナイフを自由自在に操って戦います。銃は臆病者が使う武器で男ならナイフだろってな感じで。(ナイフ投げちゃってるから銃と大して変わんないけど)
ちなみに息を長く止めてられる能力もあるっぽい。
ナンバー1ルーサーにはライバル心を燃やしてます。
悪い感じをかもし出してるけど、お母さん大好き男子。ところどころで母グレースを思いやる姿が好印象。
ナンバー3/アリソン・ハーグリーブス
|
|
現在はセレブ女優。
娘もいるが離婚しており、娘は元夫のもとで暮らしている。
「~~という噂を聞いたの」と言ったことが現実になる能力を持つ。つまり、人を操れる能力。
能力的には最強レベルな気がするんですが、後半はストーリー展開と能力特有の制約のせいでまったく能力が使えません。
ナンバー4/クラウス・ハーグリーブス
|
|
ヤク中。ゲイ。
能力は死人と話せたりする。
でもシラフのときしか能力を発揮できない。
基本的にシラフじゃないときが大半なので、あんまり自由に使えてない。
ただシラフだと思いがけず死人の声が聞こえたり姿が見えたりするので、こどものころはそれを嫌がってドラッグに手を出したんじゃないかと思える。
手のひらに“Hello”と“Goodbye”のタトゥーがある。(たまに右と左が入れ替わってる!?自分で書いてる??)
ナンバー5/5号
|
|
7人のこどもの名前は母親グレースがつけてますが、5号だけはつけてもらえなかった模様。みんなに5号と呼ばれてる。
時空を超えられる能力を持つ。
この能力も結構使えるんですが、使える回数などの限界がある模様。
5号が空間を自由に超えながら戦う姿は純粋にかっこいい。(瞬間移動してるみたいに戦う)
13歳の時に行方不明となる。17年後に帰ってくるが、姿は13歳の時のまま。
委員会を裏切ったことで命を狙われている。
ナンバー6/ベン・ハーグリーブス
|
触手を身体から出すことができた。
現在はすでに死んでいる。なぜ死んだのかは謎。
死んでいるので、ナンバー4クラウスとは話せたりする。
ちなみにアジア系っぽい顔立ち。
ナンバー7/ヴァーニャ・ハーグリーブス
|
|
バイオリニスト。
特段の能力を持たない。超普通。
能力がないことで他の6人からは遠ざけられているように感じている。
自伝を出版し兄弟姉妹の秘密を暴露したことで、さらに疎遠になる。
委員会との対立
あることがきっかけで5号は委員会と呼ばれる組織と対立します。
結果、アンブレラ・アカデミー VS 委員会 という構図に。
殺し屋が送り込まれてきますが、特にやりあうのがヘイゼル&チャチャ。
|
|
超能力があるわけではない普通の人間のはずなのに、アンブレラ・アカデミーの面々と互角に戦います。
チャチャはメアリー・J・ブライジが演じてます。歌うシーンは残念ながら無し。
ちなみに、委員会の殺し屋への指令はエアシューターで送られてきます。
どんな未来的な技術を使ってるのか、どんな場所にいてもそのエアシューターを使えば指令を送れる優れもの。
スーパーヒーローにも悩みはある
アンブレラ・アカデミーの7人、スーパーヒーローと言えども能力以外はフツーの人間。悩みもあります。
例えばナンバー1のルーサー、背も高くてイケメンなのに、任務一辺倒で外に出ないこともあり友達もおらず童貞です。ナンバー3アリソンのことを好きなことも影響してそうですが。ルーサーは養父のためにたったひとりで任務に取り組むほどまじめなんですが、ナンバー1という責任感の問われる立場にプレッシャーを感じています。まさに長男タイプという感じですが、いつもドラッグにおぼれて気楽に過ごしているナンバー4クラウスみたいになりたいと、もらす場面があったりします。
また、ひとり能力がないことで小さいころから疎外感を感じていたナンバー7ヴァーニャは、再集結した後も大した役にも立たないと思われ家族会議にも参加させてもらえません。時が経っても変わらない疎外感・孤独感から、変なやつを好きになっちゃうんですよ。その変な奴ってのがまたまた悪い奴で、だれにも愛されてないと感じてたヴァーニャの悩みを聞いてあげて、ヴァーニャを操ろうとして近づいて優しくしてたってのが実情なんですが。このときは、ヴァーニャ(と世界)を救うために、唯一の姉妹であるアリソンがヴァーニャを特に気にかけるんです。シーズン1の第9話でアリソンがヴァーニャに残した留守電がそれをよく物語っていて、すごく姉妹愛を感じます。
おわりに
アンブレラ・アカデミーの7人もいいんですが、わたくしが特に好きなのが、7人のお母さんであるグレース・ハーグリーブス。
|
|
グレース、ロボットなんですが、実になめらかにロボットっぽい動きをします。
化粧とかたたずまいもロボットっぽい感じにしてるんだと思いますが、たまに見せるちょっとしたまばたきとか、首の動かし方とかがいいんです!
変な表現かもしれないですが、すごくセクシーなんですよ。
ロボットだからなのかちょっとずれた言動も多いんですが、またそれも面白い。
家の中でアンブレラ・アカデミーとヘイゼル&チャチャが銃バンバン撃ちまくって戦っててもまったく気付かず、縫い物をしてたりします。しかも手を一緒に縫っちゃったりしてるんです。
演じているのは、ジョーダン・クレア・ロビンス。
ロボットじゃないときも美しいです。
View this post on Instagram
執事が話せるチンパンジーだったり、そもそも黙示録とか委員会って何だよとか、養父はなぜ死んだのかとか、色々あるんですが、、知りたければ見るべし!
『アンブレラ・アカデミー』はNetflixで観れます。