くろログ

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【旅】佐賀城/現存の鯱の門と新しい本丸御殿の対比がいい。スタンプ設置場所も。

今回は佐賀城。

アクセス、スタンプ設置場所について書きます。

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佐賀城の歴史

佐賀城はもともと龍造寺氏が居城としていた村中城を改修・拡張したものである。

堀は石垣ではなく、土塁で築かれている。

平坦な土地にあるため、城内が見えないよう土塁には松や楠などが植えられ、城が樹木の中に沈み込んでいることや、かつては幾重にも外堀を巡らせ、攻撃にあった際は主要部以外は水没させ敵の侵攻を防衛する仕組みになっていたことから、「沈み城」とも呼ばれてきた。

明治初期に起こった佐賀の乱により大半の建造物は焼失し、鯱の門と続櫓のみが現存し、国の重要文化財となっている。

享保11年(1726年)に焼失した天守は、小倉城並かそれよりわずかに大きい規模ではないかと推測されている。

現在の本丸御殿は2004年に復元された。

佐賀城の場所・アクセス

アクセス

佐賀駅からバス約10分、下車すぐ

料金 -
営業時間 9:30~18:00
休業日 12月29日~31日

スタンプ設置場所

本丸御殿内

※2020年12月現在。

佐賀城訪問記

佐賀駅から佐賀城へ向かいます。

佐賀駅からだと徒歩で30分くらいかかりますので、できればバスに乗っていきたいところ。私が行ったときは、佐賀駅バスセンターからちょうど出発する時間でしたので、バスに乗って佐賀城へ行きました。

バス停降りるとすぐです。

きれいに整備されています。中央左に見える建造物は現存の続櫓。

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鯱の門と続櫓を正面から見てみます。

鯱の門には佐賀の乱の時の弾痕が今も残っているとのことです。現存の風格が漂ってますねぇ。

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反対側(本丸内)からも。

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鯱の門をくぐるとすぐに本丸御殿が見えます。

この本丸御殿は、鍋島直正が天保期に再建したものを2004年に復元したものです。

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さて本丸御殿の中に入ってみましょう。入場は無料です。

100名城スタンプも入口入ってすぐのところに設置してあります。

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中はこんな感じで、まだまだ新しいです。

ちなみにこの日は本丸御殿の中で高校生のイベントをやっていました。

幕末維新期の佐賀をテーマに佐賀藩の偉人や科学技術について紹介されていました。

偉人を漫画で紹介するなど、若い人にも受け入れられるような感じになっていました。

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御殿そばにはアームストロング砲がありました。

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少し離れた場所にはカノン砲も。

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続いては、本丸を抜けて天守台の方に行ってみます。

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かつては五層の天守閣が築かれていたとのこと。

ちなみに本丸からは天守閣には上がれず、二の丸から入るようになっていたらしい。

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行きはバスで来ましたが、帰りは時間が合わなかったので、歩いて佐賀駅まで帰ります。

途中佐嘉神社がありました。

ここは佐賀藩10代藩主鍋島直正と11代鍋島直大を祀っています。

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と言うわけで佐賀城でした。

江戸時代(天保9年:1838年)から現存する鯱の門と、平成になってから復元された本丸御殿の新旧の融合が見られるのは、なんとも感慨深いものですね。

是非佐賀城訪れてみてはどうでしょう。