大分県にある中津城。
アクセス方法や続100名城スタンプの設置場所等について書いていきます。
中津城の歴史
中津城は、黒田官兵衛(孝高・如水)が築城し、細川忠興が完成させた城。
中津川の河口に築城され、今治城・高松城と並ぶ日本三大水城のひとつでもある。
廃藩置県や西南戦争ですべての建物が失われており、現在は模擬天守が建てられているが、当時天守が存在していたかは定かでない。なお、模擬天守の外観は萩城天守をモデルに作られている。(ちなみに模擬天守を含む建築物は、2011年より埼玉県の一般企業が所有している。)
黒田家が普請した石垣は、現存する近世城郭の石垣としては九州最古のものである。なお、模擬天守北面下には、黒田家の石垣に細川家が石垣を継いだ境を見ることができる。
中津城の場所・アクセス
アクセス |
中津駅から徒歩約15分 |
料金 | 400円 |
営業時間 | 9:00~17:00 |
休業日 | - |
スタンプ設置場所 |
中津城天守内 |
※2020年12月現在。
中津城訪問記
小倉から特急ソニックに乗り12時少し前に中津駅で降りる。
商店街っぽい雰囲気漂う道を通り、15分ほど歩くと見えてきたのは鳥居と城のコラボ。
鳥居は中津城のすぐ隣にある中津神社のもの。
意外と天守の外観は立派。サマになってます。
訪れた時は偶然にもテレビの撮影をやっており、椿鬼奴とキスマイの宮田がいた。
(下の写真の下中央付近にちらっと映ってる赤いのが鬼奴。鬼奴の手前が宮田)
ちなみに、私は宮田の方はまったく気づかず、鬼奴が名前を呼んだので気づいた次第。
写真を撮ろうとしたのか、おじさんがスマホを持ち上げたところ、スタッフらしき人に「やめてください」と注意されていた。
チッ、別に鬼奴の写真を撮ろうと思ってねーよ。城を写したいんだ。
と、おじさんが思ったかどうかはわからないが、撮影のせいで天守内に入れないのにはちょっと困った。
中に入れないのでまずは城の周りから。
模擬天守とはいえ、黒い下見板張りがカッコいい。
河口側からも。
天守の北面には、黒田官兵衛が普請した石垣に、細川家が石垣を継いだあとを見ることができる(写真の左上に模擬天守がある)。
右側が黒田家が作った石垣、左側が細川家が延長した石垣。
(ちょうどyの字の形になっている境界がよくわかる。)
なぜ内側に延長したようになっているのかと言うと、当時の本丸は川側にあったという理由のため。(そもそも当時天守があったかも定かではない。)
もうそろそろ撮影も終わったころかと天守内に向かう。
1階で続100名城スタンプをいただき、天守内を見て回る。
天守内では城主奥平家の資料・家宝が展示されている。
徳川家康から贈られたとされる白鳥鞘の鑓(やり)や、長篠の戦いで使用されたほら貝、長篠合戦図などがある。
ちなみに天守最上階から見たら別の場所で撮影していた。
(右側の赤いのが鬼奴。え、鬼奴はもういいって?)