浜松城に行ってきました。
浜松城の歴史
元亀元年(1570年)に徳川家康は武田信玄の侵攻に備え、浜松城の前身である曳馬城に本拠を移し浜松城と改称、城の拡張や改修を行います。
三方ヶ原台地の斜面に沿って梯郭式で築城されています。
梯郭式とは、本丸を城郭の片隅に配置し、周囲の2方向や3方向を他の曲輪で囲んだもの。本丸の背後に天然の要害があるような城によく見られます。
浜松城は、西北の最高所に天守曲輪、その東に本丸、二の丸、さらに東南に三の丸と、ほぼ一直線に並んでいます。
徳川家康のころの浜松城は、土造りで石垣や瓦葺建物はまだなかったとされています。
天守は、堀尾氏在城期に創建されましたが、17世紀のうちに姿を消し、天守台のみが現存しています。
なお、水野忠邦に代表されるように、歴代城主の中には幕府の要職に登用された者も多く、浜松城はのちに「出世城」と呼ばれるようになりました。
浜松城の場所・アクセス
アクセス | 浜松駅から遠鉄バスで約10分「市役所南」「市役所前」下車徒歩5分 |
料金 | 200円 |
営業時間 | 8:30~16:30 |
休業日 | 12/29~12/31 |
スタンプ設置場所 | 浜松城天守閣一階 |
※2018年9月現在
浜松城訪問記
10時30分ごろ、浜松駅到着。
浜松城へは、浜松駅からバスに乗って「市役所南」もしくは「市役所前」で降りるのが近いようだ。
北口から地下を通って、バスターミナルへ向かう。
16番乗り場にちょうど来ていたバスに市役所に停まる表示が出ている。
ちょうどいいタイミングだ。乗り込む。
16番乗り場以外だと、1番乗り場・13番乗り場・15番乗り場などからも行けるよう。
料金は120円。
10分ほどで着く市役所南で降りると、浜松城が見えた。
ちょっとこぢんまりとしている印象。
野面積みの天守台が武骨な印象でかっこいい。
でも近くから見てもやっぱりこぢんまりとしている。
というか、天守台に対して天守がちょっと小さいのはなぜなのだろう?
天守台に合わせて作ったらダメ?
天守は中にも入れるようになっています。入場料200円。
浜松城には御朱印もあり、天守入り口で購入できます。御朱印300円。
日付のみその場で書き入れてくれます。
天守内部は資料館になっており、徳川家康や三方ヶ原の戦いの資料がおいてある。
ただそんなに広くないので20分もあれば、すべて見て回れます。
天守3階からは140年ぶりに復元されたという天守門も見れます。
小さめの城にしては観光客が結構多いという印象。
なお、浜松城から徒歩5分ほどの場所に曳馬城跡があります。
曳馬城は、浜松城の前身の城。
今は神社になっています。
浜松は2017年の大河ドラマ・おんな城主 直虎の舞台だったそうで、徳川家康と井伊直虎推しのようでした。