掛川城に行ってきました。
掛川城の歴史
室町時代、駿河の守護大名今川氏が家臣の朝比奈氏に命じて築城させたのが掛川城のはじまり。
戦国時代には豊臣秀吉の直臣であった山内一豊が入り、石垣・瓦葺の建築物・天守など近世城郭としての体裁を整えた。
1854年(安政元年)末に安政東海地震が発生し、天守を含む大半の建物が倒壊。
政務所である二ノ丸御殿は再建されたが、天守は再建されることはなかった。
現在の天守は1994年(平成6年)4月 に再建されたもので、日本初の木造復元天守である。
掛川城の場所・アクセス
アクセス | 掛川駅から徒歩7分 |
料金 | 410円 |
営業時間 | 9:00~17:00(入場は16:30まで) |
休業日 | なし |
スタンプ設置場所 |
掛川城御殿 |
※2018年9月現在
掛川城訪問記
掛川駅北口から北に歩いて向かいます。
駅からまっすぐ歩いていけば城には着きますが、少し脇にそれたところに大手門がありますので立ち寄ります。
大手門のところには、掛川城の歴代城主の札が並べてありました。
掛川城と言えば、山内一豊ですかね。
逆川をわたり、天守の方に向かいます。
掛川城公園の入口には四足門が建てられています。
四足門をはいるとすぐ左にチケット売り場があります。
天守と御殿のセットで410円。
ちなみにそのほかにも、ステンドグラス美術館や二の丸美術館の入場もセットになっているものもある様でした。
ただ今回は天守と御殿のみにしてます。
チケット売り場からは天守がすぐそこです。
階段を上り、天守に向かいます。
天守のすぐ下まできました。
2層目の唐破風がおしゃれでいいですね。
上の写真の左に見えている入り口から、天守内部に入ります。
内部は、石落としや狭間なども再現されており、なかなか見ごたえがあります。
山内一豊が創建したときの姿はわかっていませんが、絵図などの調査や、山内一豊が掛川城と同様の姿に建てたと言われる高知城の天守を参考に、忠実に再現しているとのことです。
続いては、二の丸御殿に向かいます。
掛川城の二の丸御殿は1861年(文久元年)に再建されたものです。
日本に全部で4つしかない現存する御殿のうちのひとつです。
高知城・川越城・二条城・掛川城の4つ。
高知城と川越城は本丸御殿、二条城と掛川城は二の丸御殿ですね。
中にも入ってみます。
100名城スタンプは、二の丸御殿の受付にあります。
ここを当時の藩主や武士たちが歩いていたのかと思うと不思議な感覚になります。
あまり期待していなかったからなのか、意外と掛川城よかったです。
現存する二の丸御殿はもちろんですが、天守もよかった!