くろログ

海外ドラマや映画、旅行の感想・記録など気の向くままに書いてます。

社会人が独学でTOEIC900点突破するまでのスコアの推移

最近掃除をしていたら昔のTOEICのスコアシートが出てきました。

ちょうどいい機会なので、TOEICスコアについての紆余曲折やわたしの英語に対する姿勢の変化等も交えながら、スコアの推移を見てみます。

努力すれば900点は突破できるというある種の証しでもあるので、スコアが上がらず悩んでいる方もあせらず頑張っていきましょう。

f:id:kurobuchip:20200817124834p:plain

スコアの推移

スコアの推移は以下の通り。

f:id:kurobuchip:20200817112805p:plain

初TOEICは2004年、900点を超えたのが2019年なので単純計算だと15年かかってます。とはいえ英語の勉強を15年間ずっと続けていたわけではなく、ところどころブランクがありつつ、TOEICの勉強をやらない時期もあっての15年になります。

一応エビデンスとしてスコアシート載せておきます。(青いのはIPテスト)

f:id:kurobuchip:20200817124942j:plain

初TOEICは530点

f:id:kurobuchip:20200817112419p:plain

初TOEIC受験は大学生のころ(2004年)。就活で履歴書に書くために受けました。

結果は530点

ちなみにこの時のだけはスコアシートが残ってないので、記憶を頼りに書いてます。

高校時代は意外と英語は得意な方だったので、この結果にはショックでした。。当時の平均点が何点だったかは今となってはわかりませんが、2019~2020年頃では600点近い点数なんですよね。530点って平均点以下だし。。今考えれば、そもそも大学受験から数年後で、まったくもって真面目に英語に取り組んではいませんでした。勉強・対策としては、試験の何週間か前に本を1冊買って多少勉強したくらいで受けたので、当然といえば当然の結果なんですけども。少なくとも大学受験したときに受けたほうがスコアはよかったと思います。

でもとりあえず履歴書には堂々と書いてました。今考えるとよく書けたなと(笑)。たぶん平均点が何点かなんて考えもせずに書いてたんでしょう。受けることに意義がある、みたいな感じだったのかも。

(なお何社か内定を頂きましたが、普段の業務において英語は不要な企業でした。)

社会人初めのころは順調にスコアアップ

f:id:kurobuchip:20200817112202p:plain

2回目の受験は2009年。そこからは毎年のように受けています。

所属している会社でこの年からTOEICのIPテストを1回無料で受けられるようになったのをきっかけに受験しました。

一応会社のお金で受けるものだったので、初回はあまりひどい点数だとまずいかなと思い対策は多少しました。

リーディング・リスニングは一通り勉強しました。

あとは、いわゆるテクニック本ですが、ロバート・ヒルキの『TOEIC L&Rテスト 直前の技術』もスコアアップにはつながったと考えてます。

ちなみにこの『直前の技術』、内容を見てみると、900点をとれた今でも結構使ってる技術が載ってるんですよね。例えば、リスニングだと「問題・選択肢の先読み」とか、リーディングだと「選択肢から読む」とか。高得点取得者ならだれでも自然に使っているような技術が載ってます(”テクニック”や”技術”といってしまうと自分の実力とは違うところで点数取ったみたいに感じますが、決してそんなことはないです)。スコアの低いときに買って対策しておけば、それなりにスコアが上がること間違いなしかと思います。テストを受けなれた先人たちの知恵を遠慮なく先取りさせてもらいましょう。(当時は2016年の改訂前なので旧版(『新TOEICテスト 直前の技術』)を買ってます。上のリンクは改訂後のものです。)

実際このころに700点超えています。

ただこの頃はテストの2~3週間前に慌てて勉強を始めていたように思います。なので本番ではリスニングは考えているうちに次の問題にいってしまったり、リーディングはまったく時間が足りず3~4列は塗り絵してました。

800点超えからの停滞期

f:id:kurobuchip:20200817111934p:plain

ちなみに、会社からスコアによって600点~900点を取ると報奨金がもらえていました。それが2015年4月以降は改悪されてかなりの減額になってしまうことがわかっていました(減額具合は最低でも半分で、一番少なくなるパターンだと8分の1というかなりのもの)。そのため、2015年のテストについてはかなりの気合と、少し多めの期間をかけて対策しました。

とはいえこの頃も買ってきた問題集を闇雲にやってきていただけというもので、リーディングの時間が足りないことに対する対策も何も考えてませんでした。まだまだTOEICに対して真面目に向き合えてはいなかったように思ってます。

一応結果としては800点を超えました。

その後は毎年受験はするものの多少燃え尽き症候群的にやる気があまりない時期が続きました。勉強してもテストの2週間ほど前からやるのみって感じでした。それまでやってきたことの積み重ねで基礎的なところは出来ていたので、何とか点数を維持しているという具合でしょうか。

待望の900点超え!

f:id:kurobuchip:20200817111630p:plain

2019年度は目標としてTOEIC900点の取得を掲げました!

いつまでも800点前後をうろうろしているのもどうかと思ったんすよね。

本当ならば2019年5月のテストに向けて、本格的に対策を検討して勉強をやっていくつもりだったんですが、仕事で改元(平成→令和)の対応に追われ大して手を付けられず、、という状態で2019年5月のテストには臨みました(結果はそれまでとほぼ変わらず800点)。

その結果を受け、満を持して2019年9月のテストに向けて臨みました。詳細は別記事に書こうと思いますが、リスニング・リーディングともに当時できる限りの時間をTOEICに費やす思いで勉強していました。自分のできていないところや苦手箇所をしっかり分析し、すきま時間を活用、仕事から帰ってきてから勉強と、3か月間毎日3時間ほどは勉強していたと思います。結果は待望の905点!!ギリギリですが目標を超えることができました!この時は、闇雲に勉強するのではなく、入念な対策のもと勉強することが大切だということを実感しました。

この時使ったのが『TOEICテスト 新形式精選模試』です。単語以外はこれだけしかやってません。こればっかり繰り返しやりまくってました。

単語についてはおそらく皆さんおなじみの『金フレ』です。

ちなみに多少の手ごたえはあったものの、もう少し時間がかかると思っていた(2020年3月くらいまでに取る目標としてました)のが、いきなり取れてしまったので自分でもびっくりしました。

しかし900点は超えたものの、リスニングは問題や選択肢をちゃんと聞き取れておらず消去法で回答したり、リーディングは最後まで解き終わらなかったりと、まだまだ完璧とは言えない状態です。もう少し自信をもって早く解き終わることができるとベターかな、とは思ってます。

おわりに

 900点を超えた感想としてまず思ったのは、自分のできていないところをちゃんと分析して、対策すれば目標はとらえられる、ということ。闇雲に問題を解いてもやはり高得点取得は難しいです。

また、短期的なスパンでTOEICを受験するというのも必要かと思います。わたしが以前やっていたような1年に1回受験パターンだと、どうしてもコンスタントに勉強するためのモチベーションを維持できません。ある程度短い期間で目標(TOEIC受験)は持っていた方がモチベーション的にはやりやすいです。

 

 

わたしももう少しスコアアップを目指して勉強を継続していきたいと思っています。TOEIC900点もひとつの通過点とは思ってます。SWも挑戦してみたいですし。

 

スタディサプリ ENGLISH