三原城に行ってきました。
100名城スタンプの設置場所についても書いておきます。
三原城の歴史
永禄10年(1567年)に毛利元就の三男・小早川隆景によって建て始められたと言われる。
当時は櫓が32、城門が14もあるとても大きな城で、特に天守台の大きさは一説では日本一ともいわれ、広島城の天守閣6つが入るほどの大きさでした。
満潮時にはあたかも海に浮いているように見えることから、浮城とも呼ばれる。
ただし、天守閣は一度も建てられたことはない。
三原城の場所・アクセス
アクセス |
三原駅北口から徒歩1分 |
料金 | - |
営業時間 | -(天守台入場は6:30~22:00まで) |
休業日 | - |
スタンプ設置場所 |
・三原観光協会 ・三原市歴史民俗資料館 |
※2020年10月現在。
三原城訪問記
三原城はおもしろいことに、天守台へ上がるためだけの出口が存在します。
天守台に上がってみるとこんな感じ。(いまいち天守台に上がった感がないけど。)
最初は天守台への出口が、ここに上るためだけだとは知らず、天守台から外に出る道を探してしまいました。よく考えてみれば堀に囲まれているので、外には出られず、本当に天守台に上がることのみに使われている出口でした。城に興味がない人はおそらく絶対に行かない場所だと思います。
この天守台を周りからも見てみました。
北東の方の石垣。
こっちは北西側の石垣。
ちょっとわかりづらいかもしれませんが、北東側と北西側で隅石の積み方が異なるんですよ。北東側は、角の石に関して、長方体の石の長辺と短辺を交互に重ね合わせ積んでいく算木積みですが、北西側はそうはなっていません。
なぜかというと、これは石垣を作った時代の違いです。
長短を交互に組み合わせていないほうの北西側は小早川隆景時代の石垣であり、北東側は関ヶ原の戦い後に城主となった福島正則が気づいたと考えられています。
積み方の進化をここで一緒に見ることができるっていうのは、なんとも面白いですね。
ちなみに、こんな感じで駅の下のほうまで石垣が入り込んでいます。
本当は船入櫓跡や中門跡などもあるんですが、電車の時間の関係で今回省略しちゃいました。
次回行く際はぜひ見てこようと思います。
なお、100名城スタンプは駅ビル内の三原観光協会が駅から徒歩1分かからず行けるので便利です。