『君の膵臓をたべたい』主演の浜辺美波がヒロインやるっつったら見るしかない。
しかも監督もキミスイの月川翔。
雰囲気的にはまったく違う映画だけど、これは期待しかないぞ!
さっそく初日の朝9時から映画館に行ってきた!
あらすじ
恋に恋する16歳の女子高生・佐丸あゆは(浜辺美波)は、告白7連敗中。「彼氏が欲しい」しか頭にないあゆはは、新任の超横暴で冷徹なヒネクレ者の数学教師・弘光由貴(竹内涼真)に“イチャイチャしてくれる人募集”の張り紙でも背中に貼ればと冷たくバカにされる。あゆはは、絶対に彼氏を作って先生をぎゃふんと言わせると張り切るが、またもや失恋。挙句、弘光に再び嫌味を言われてしまうのだった。そんなある日、弘光が悪気なくアドバイスをしてくれているのだと気付いたあゆはは、その途端に弘光のことが気になり始める。あゆはは必死に自分の恋心を抑えようとするが、雨の中、車で家まで送ってくれたり、個別で勉強を教えてくれたりする弘光に陥落。だがそんなあゆはの恋は前途多難であった。感情がすべて顔に出てしまうあゆはは、告白する前に弘光から「高校生相手に恋愛なんてありえない」と速攻でフラれてしまう。一方、どんなに冷たくされようともくじけないあゆはは「先生をおとしてみせます」と大胆宣言。弘光も、そこまで言うならおとしてみなよと挑発する。あゆはの猛アタックと、弘光の冷たい防御。そんな二人の恋愛バトルに、あゆはに想いを寄せるあゆはの幼馴染で同級生の澤田虎竹(佐藤大樹)、そして弘光に思いを寄せる弘光の幼馴染の音楽教師・柴門秋香(新川優愛)も参戦し……。
出典元:MovieWalker
感想
浜辺美波目当てで見てはいけない
わたくし浜辺美波さんが大好きです。
『君の膵臓をたべたい』で見てからその魅力にもう虜です。
映画館で5回見て、Blu-rayまで買っちゃうほど好きです。
儚げだけどまっすぐに生きようとしている感じがすごくいいんです。
一方『センセイ君主』ではまったく違う役柄です。
かなりおバカで何事にも全力投球なキャラ。
変顔連発です。微妙にへんな髪形だし。
途中早口なのか何言ってんのか分かんないシーンあるしな。聞き取りづらい。
というか最近の高校生はこんな感じなんですかね、共感できるのかな?
もはや正直、途中からおばちゃんにしか見えなくなってくる、マジで。
顔で笑わせようとしてどうすんのさ。結果ぜんぜんおもしろくない。
なんか微妙なネタが多いんだよな。
まぁまったく笑えないわけではないんだけど。巨乳ネタとかは良かった。
でもスカウターネタとか金八のものまねとか、何がおもしろいのかよくわからん。
求めてるのはこんなんじゃないよ。浜辺美波の魅力が伝わって来ん。ぜんぜん胸キュンしないわー。残念。
男子諸君、浜辺美波目当てで見に来てはいかん。
あ、ムネボンババボンもよかったな。(胸ネタだけかよ)
竹内涼真は良いよ
観客の9割が若い女性でした。
映画館に見に来る大半の女子のお目当は竹内涼真がということでしょう。
映画がはじまってしばらくは竹内涼真が出ると女子のひそひそ声が聞こえてくるほど。
ドラマ『過保護のカホコ』の時もそうだったけど、竹内涼真は上から目線的な役柄だとすごく良いです。
「オレのこと好き?」って、『過保護のカホコ』の麦野くんも言ってたセリフを『センセイ君主』でも言ってます。
「オレを落としてみなよ」なんて、あんたサイコーにカッコイイよ。
男子でも惚れそうになりますよ、クールでまじめな感じ。
浜辺美波ではなく、竹内涼真を見る映画です。
鎖骨も見られるしね。いや別に見たくないか。
行動あるのみ
弘光先生を好きなあゆは。
同じく弘光を好きな柴門秋香。
あゆはを好きな虎竹。
弘光を中心とした四角関係です。(多少虎竹は存在感薄いですが)
そんな中で弘光は、「好き」に対して全力でまっすぐなあゆはにだんだんと惹かれていきます。
全力で気持ちをぶつけてくるあゆはに対して、自分自身は好きなこと(=数学)から逃げて高校教師をやっている。あゆはには「漫然と生きるのやめたら?」と言っておきながら、数学で自身の能力の限界を知ってしまう怖さから、好きなことに正面から取り組まず、漫然と生きてしまっていたんですね。
あゆはのことは気になっているが、自分が好きなことから逃げたままでは自分の想いを伝えることはできない。
あゆはも弘光先生のことをすきだからこそ、夢を実現させるために先生のことを一度は諦めます。先生直伝の三段論法で表現してましたね。(先生には幸せにしていてほしい → 先生は数学をしている時が幸せ → フランスで数学を研究するのが幸せ)
弘光はけじめをつけるためにも、再度フランスへ渡り数学の研究に取り組むことにします。
1年半後、数学のノーベル賞ともいわれるフィールズ賞を受賞し、一区切りつけた後、日本に帰国し、想いを伝えるんですね。めでたしめでたし。
いやぁまじめですね弘光センセイ。
何てったって一緒に秋香も渡仏してるんですよ。あんなに顔小っちゃくて背も高いし、 何より自分のこと好きになってくれてるんですよ。そっちになびかないなんて、ありえないくらいまじめ。
でも、四角関係のなかで唯一自分の想いを行動に移せていたのがあゆはでした。
秋香はなかなかちゃんと思いを告げられず、やっと行動を起こした芸術祭ではすでに弘光はあゆはの方を向いてしまってました。
虎竹もあゆはにずっと告白できてません。
そんな中で行動に移すことの大切さに気付き、実際に行動した二人が結ばれたのは必然ですね。
行動すれば必ず願いがかなうわけではないですが、行動しないとスタートラインにも立てませんからね。
でもなんか納得できないんだよな。秋香いるじゃん、こんな近くに。振り向いてあげて。
おわりに
浜辺美波がちょいと残念で、ラブコメディとしてもいまいちでしたが、
小ネタで「おっ!」と思わせてくれるところがありました。
まずは、SALMIAKKI。
アオちんの部屋においてありました。
世界一まずいと言われるフィンランドの飴です。
北欧だけあってデザインはかわいいです。
出典元:http://finland-zakka.shop-pro.jp/
あとは、キミスイ出演者の出演かな。
アオちんの彼氏はキミスイのガムくんやってた矢本悠馬ですね。今回もいい味出してます。
北川景子も出てましたね。浜辺美波が走って(合唱のトレーニング?)シャドーボクシングやってるところに出てきますね。「おおっ!」と思わせるカメオ出演でしたね。